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妊娠中の嫁はカレー好き。妊婦はカレーを食べてもOK?

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、次回使いやすいかもしれません。

僕の嫁さんは只今妊娠中!

もともとカレーが大好きで、特に妊娠してからは、さらにカレーへの欲求が高まっているそうです。今も日中は会社で働いていますが、ランチで週2~3回ほどカレーを食べに行くらしい…。

そこで僕が気になったのが「妊婦さんってカレー食べても大丈夫なの?」という点です。だってカレーって辛いし、香辛料入っているし、なんとな~~く「赤ちゃんに良くなさそう…」という印象を持ちませんか?

ということで、今回は、妊婦さんはカレーを食べてOKなのかどうか、徹底的に調査してみました。

妊娠中はカレーなど辛いモノを食べちゃダメ!嘘?ホント?

妊娠中は辛いものを食べちゃダメ!嘘?ホント?

妊娠すると「辛いものはたくさん食べちゃダメ!」とよく耳にしますが…、これは「絶対に食べてはいけない!」という意味ではないそうです。

ただ、カレーにはスパイスが沢山含まれていますよね?スパイスのような刺激物を食べ過ぎると、「胆汁が活発に分泌される⇒急性膵炎を引き起こす⇒排便の際に痔を悪化させる」という恐れがあるようです。

また、妊娠中は普通の状態と比べて体が敏感になるために、スパイスの刺激で胃腸に負担がかかってしまい、胃もたれを起こすこともあるとのこと…。さらに、カレーに含まれる塩分が多い場合、塩分過多でむくみやすくなったり、妊娠高血圧症候群の原因になることもあるそうな。。。

ですので、毎日毎日たくさん食べるのは良くありませんが、週1,2回カレーを食べる程度なら問題ないでしょう。ってことで、嫁さんには「カレーは週2回まで!」と約束させました(^^)

カレーの塩分ってどのくらい?妊娠高血圧症候群に要注意!

カレーの塩分ってどのくらい?妊娠高血圧症候群に要注意!

さきほど説明したように、カレー食べ過ぎがNGであるのは、「スパイス」「塩分」を摂りすぎてしまうからです。

特に気になるのは「塩分」、そして「妊娠高血圧症候群」ではないでしょうか?スパイスは「痔の悪化や胃もたれ」ですから、そこまで深刻に感じないでしょう…。

妊娠高血圧症候群ってどんな病気なの?

ちなみに妊娠高血圧症候群とは…

妊娠前にはなかったのに、妊娠中期以後になってからお母さんに高血圧、蛋白尿、浮腫のいずれか一つ、あるいは2つ以上が現れる病気を以前は「妊娠中毒症」と呼んでいました。これは、お母さんや赤ちゃんにいろいろな障害を起こすことが多いので、昔から産婦人科医が妊婦さんの診察において一番注意を払ってきた妊娠中の異常です。出典:日本妊娠高血圧学会

だそうです。実はうちの嫁さん、前回の妊婦健診の際に血圧が高めだったらしく、産婦人科医に注意されたそうです。「妊娠高血圧症候群の予備軍」という位置づけでしょうか(><)

ですので、カレーに含まれる塩分量について、気になったので調べてみました。

カレーハウスCoCo壱番屋のカレー塩分量まとめ

例えば、カレーと言えば私の中では「カレーハウスCoCo壱番屋」なので、こちらのメニューの塩分量を知らべてみると…

(1食辺りの塩分量)

・ポークカレー3.2g
・チキンにこみカレー3.7g
・牛しゃぶカレー4.0g
・ハンバーグカレー4.4g
・パリパリチキンカレー3.7g
・ソーセージカレー4.4g
・フライドチキンカレー3.6g
・豚しゃぶカレー3.3g
・メンチカツカレー4.2g
・手仕込ヒレカツカレー3.6g
・ロースカツカレー4.0g
・チキンカツカレー4.2g
・ビーフカツカレー4.1g
・手仕込とんかつカレー3.7g
・エビにこみカレー3.6g
・シーフードカレー3.9g
・イカカレー3.7g
・フィッシュフライカレー3.8g
・プチエビフライカレー4.1g
・ほうれん草カレー3.5g
・やさいカレー3.2g
・なすカレー3.3g
・きのこカレー3.7g
・納豆カレー3.2g
・うずら卵フライカレー3.5g
・チーズカレー4.1g
・オムエッグカレー4.1g
・クリームコロッケカレー4.3g

このように、だいたい3~4gだと分かります。

この塩分量が多いのか少ないのかについては、「1日の塩分摂取目標量は7g未満」らしいので、少々多いかな…という印象です。
(※2015年4月1日より厚生労働省は、日本人の1日の塩分摂取目標量を、男性8.0g日未満・女性7.0g未満に変更しました。)

塩分過多になりやすい?日本の調味料と塩分量の驚きの関係

ただでさえ日本食の味付けは「味噌・醤油・塩」など、塩分の多いものを使いますからね~。気を付けないと、塩分8gなんてすぐに到達してしまうでしょう。

カレーを食べた日には、特に、他の食事の塩分量に要注意です。ちなみに、調味料に含まれる塩分量は、次の画像のようになっています。

日本食は塩分量多し!塩分過多に要注意です!

出典:itscom.net

これを見て僕は衝撃を覚えました。特に、「食塩小さじ1で塩分6g」ってビックリじゃないですか?

また、「薄口しょうゆ大さじ1で塩分2.9g」にもビックリ!醤油大好きな私は、お寿司を食べる時など、大さじ4~5杯くらいの醤油を使いますから…。塩分量14.5g、余裕で8gを超えてしまっています(><)

実は、我が家では1日おきで、晩御飯の当番制になってます。

・僕が月・水・金
・嫁さんが火・木・土

で晩御飯を作るシステムです。今まで私は塩分の事をまったく気にせず、自分の好きな味付けにしていたので、たぶんいつも塩分の多い食事になっていたと思います。ですので、嫁さんと赤ちゃんの為にも、これからは塩分控えめの味付けにするよう心掛けていきます!

妊婦さんがカレーを食べる際の3つの注意点

妊婦さんがカレーを食べる際の3つの注意点

今回調べて分かった知識や、反省点をもとに、妊婦さんがカレーを食べる際の注意点をまとめました。

【其の一】食べる量と回数は控えめに!

カレー食べ過ぎがNGであるのは、「スパイス」「塩分」を摂りすぎてしまうからです。スパイスは「痔の悪化や胃もたれ」、塩分は「妊娠高血圧症候群」を引き起こす原因となります。ですので、カレーを食べる場合は、1回に食べる量は控えめに、週2回程度の頻度にすることをオススメします。

【其の二】激辛・辛口はなるべく避けること!

「カレーは辛口がいい!」という人もいるでしょう。でも、辛ければ辛いほど、その分スパイスの量が多いです。特に辛みをつける「唐辛子」の量が増えますので、胃の粘膜が荒れやすくなります。できれば甘口・中辛がオススメです。(※もちろん辛口でも大丈夫ですが、痔の人や、胃もたれする場合は控えた方が良いかもしれません。)

【其の三】カレーを食べた日は減塩メニューにする!

厚生労働相が定める1日の塩分摂取目標量は「7g未満」ですが、カレーには3g~4gくらいの塩分が含まれています。カレーだけで半分くらい達してしまいますから、カレーを食べた日には他の食事の塩分量を控えるようにしましょう。塩・醤油・味噌などを使わない、または控えめにした減塩メニューが良いでしょう。

などなど、妊娠中の女性には気を付けて欲しいなって思います。

幸いなことに、うちの嫁さんは中辛くらいが好みですし、もともと薄味の「素材の味を楽しむ派」なので、3つの注意点はクリアできそうです(^^)

カレーを適度に食べると、むしろ妊婦さんの健康に良い!?

ということで、週2回程度、甘口~中辛のカレーを食べるくらいなら、妊娠中でも何の問題もありません。

むしろ、カレーに含まれる香辛料は「新陳代謝」を促進する効果もありますから、適度に食べることで、「妊婦さんの冷え性を改善できる」などプラスの効果も期待できるようです(^^)ですので、妊婦さんには適度にカレーを食べて欲しいなって思います。

以上、妊婦さんとカレーのお話しでした。ご参考になれば嬉しいです。


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