昨今「日本酒と言えば獺祭!」とくらい、獺祭(だっさい)は知名度が高く人気があります。そのためか、品切れ状態のショップが多かったり、値段を高額に設定しているショップが多いのが現状です。
ただ、獺祭は絶対に定価で買った方がよいです!高額のショップで買うと、めっちゃめちゃ後悔するかもしれません。(※特にプレゼントする場合は)
今回はその理由や、獺祭を定価で買うオススメの方法について解説していきます。
獺祭は大人気!値段がめっちゃ高騰!?
先日、GWに実家に帰省する際に、父親にプレゼントしようと思い、獺祭二割三分と三割九分(両方とも1.8L)を探していました。1年に2回くらいしか実家に帰らないので、ちょいと奮発しようと思った次第です。
しかし、ネット通販しようと考え、楽天やらAmazonやらをチェックしていると、「え!?こんなに高いの?」と、予想を上回る値段にビックリしました。二割三分は15,000円~20,000円、三割九分は7,000円~10,000円という値段をつけているショップがほとんどだったのです。
獺祭の公式サイトを見ると、定価は二割三分10,285円、三割九分4,835円ですから、かなり違いがあることが分かります。いくら人気の日本酒だからって、これはボッタクリやろ~~。
もちろん中には定価で販売しているショップもありましたが、どこも品切れ状態・・・
そして、ため息を吐きたい気持ちを抑えつつ、「高いけど早く欲しいしな~、買っちゃおうかな~、どうしようかな~」と悩んでいると、、、
「マジっすか!?これは定価で買った方がいいな。」
と思わせる情報に出くわしました。
獺祭を高額で売ってるショップには要注意!定価で買うべき理由とは?
その情報とは、獺祭の公式サイトの「獺祭を美味しく飲んでいただくために」というページに書かれていた次の内容です。
保存期間は?
生酒は開封しなくても1週間以内。その他のお酒も1~2か月以内を目安にお早目にお飲みください。開けてからは、どのお酒も酸化が進みますので2,3日以内など、できるだけお早目にお飲みください。
獺祭二割三分と三割九分は生酒ではありませんから、保存期間の目安は1~2か月程度ということ。めっちゃ短い!!!
もちろん、2ヵ月以上過ぎたからと言って飲めないワケではありません。日本酒には賞味期限のようなものはなく、古酒といって熟成させて飲む飲み方もありますから。
しかし、どうせなら旭酒造さんの推奨する保存期間を守りたいですよね。特にプレゼント用にする場合は、けっこう製造年月日とか保存期間とか気にする人いますから、その期間内のものをプレゼントしたいところでしょう。せっかく良いお酒をプレゼントしたのに、「めっちゃ古いやん!」なんて思われたら悲しい。。。
そして、この情報を知って思ったことは、「高額で売ってるショップは、絶対この保存期間過ぎてるやろ!!!」ということです。
・高額販売しているショップ→あまり売れない→古い商品の可能性が高い
というのは、小学生でも分かる事でしょう。
ですので、獺祭を高額で売っているショップで購入する場合には、注意した方が良さそうです。もしどうしても「今すぐ欲しい!高額でも構わない!」ということなら、「いつ製造されたものですか?」と一度ショップに確認してみることをオススメします。
獺祭を定価の値段で手に入れるオススメの方法
じゃあどうしたらいいの?ってことで、獺祭を定価の値段で手に入れるために、オススメの購入方法を2つご紹介します。
定価販売のショップをチェックしよう!
まず1つ目の方法は、獺祭を定価の値段で販売しているショップをチェックすることです。ごくごく当たり前の方法ですが、たまーーに在庫のあるショップもあるので、是非お試しして欲しい方法です。おすすめショップをいくつか厳選してご紹介します。
私の大好きな楽天市場にあるショップはこちら↓
→長左ヱ門商店
→金澤留造酒店
→梅酒屋
→リカープラザ越後屋
→小野酒店
一般のショップであればこちらも良さそうです↓
楽天市場であれば楽天ポイントも付くのでお得かと。残念ながら、AmazonやYahoo!ショッピングでは、定価販売しているショップはありませんでした…。
楽天ショップの『再入荷のお知らせ』に登録すると便利!
ちなみに、ショップサイトをまめにチェックするのは、とても面倒なことかと思います。そんな時にオススメなのが、楽天の『再入荷のお知らせ』という機能。
例えば、私がかなりお世話になっている長左ヱ門商店であれば、次の画像のように『再入荷のお知らせ』のボタンがあります。
ボタンをクリックすると、次のような画面になるので『はい』をクリックすると…
登録完了の画面が表示されます。
このように再入荷お知らせ設定をしておくと、入荷された場合に「楽天市場の画面に表示される」「メールで情報が届く」で分かるようになっています。長左ヱ門商店以外にも、金澤留造酒店、梅酒屋では再入荷お知らせ設定ができるようですので、良かったらご活用下さい。
獺祭の公式オンラインストアで購入する!
そしてもう1つの方法が、獺祭の公式オンラインで購入する方法です。獺祭を旭酒造から直接注文する場合、以前はFaxで注文する必要がありましたが、2016年4月からオンライン注文できるようになりました。
「Faxめんどくせーーー!」
「てかFaxないし、コンビニから送らなアカン!!」
と思っていた私としては、これはめっちゃ嬉しい!!!
商品到着まで2か月待ちになってしまいますが、この方法が一番確実ですし、より新鮮で安全なものを手に入れることができます。
獺祭をプレゼントする機会って「お盆・お年賀・お歳暮・お中元・父の日・母の日・誕生日」などだいたい決まってますから、よっぽど急いでいる時以外は、予定に間に合うように公式オンラインストアで注文すれば良いでしょう。
獺祭二割三分と三割九分を定価で手に入れました!
私は長左ヱ門商店、金澤留造酒店、梅酒屋の3店舗で『再入荷のお知らせ』に登録しておいて、二割三分と三割九分を長左ヱ門商店で手に入れました。
同じタイミングでは無理だったので送料は無駄にかかってしまいましたが…、GWに間に合って良かったです。
※GWにはやっぱり帰省しないことになりまして、結局嫁と二人で飲む事にしました(^^)
獺祭二割三分と三割九分を味比べしてみた!
どちらも美味しいのは間違いありませんが、個人的には三割九分の方が好みです。三割九分の方がフルーティな香りが強く、米の旨みもしっかりと感じることができるような。
二割三分は「シャープでキレがある」という印象。後味もよくさっぱりスルスルと水のように飲めちゃいます。ただ、濃厚でコクのある日本酒が好きな私としては、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
ちなみに、日本酒好きの嫁さんは二割三分の方が好きとのこと。よーーーく噛みしめるように味わってみると、米の旨み、香りが感じられて、とても複雑で繊細な味わいを楽しめるんだとか…(笑)
なるほど!と思い、私も真似をしてみると、、、「確かに複雑で繊細や!」と少~~しだけ違いを感じることができました。二割三分はじっくりと味わって飲むのが良いのかもしれません。
個人的には自分用にリピートするなら三割九分、二割三分は贈答用という感じ。獺祭三割九分は1.8Lで4,835円ですから、この美味さの純米大吟醸としてはリーズナブルでお買い得感がありますね。
まとめ
以上、獺祭二割三分と三割九分の味比べは余計でしたが、獺祭を定価の値段で買うべき理由や、オススメの買い方についてお話させていただきました。
簡単にまとめると…
・定価販売のショップは安心できる。
・高額販売のショップは古い商品の可能性が高い。
・定価販売のショップで購入した方が良い。
・楽天の『再入荷のお知らせ』の機能が便利。
・2か月待ちだけど公式オンラインショップが一番おすすめ。
ということでした。この記事があなたのお役に立てたら嬉しく思います。
また、獺祭を定価で販売する、良心的なショップが増えてくれることを願っています。実際、この一件以来、長左ヱ門商店でたくさんの日本酒を買ってます。
定価で販売していることで「店長さんが良い人そう」「新鮮なお酒が置いてそう」「お客さんのことを第一に考えている」「まっとうな商売をしている」のように思いますから、その後リピーターになるのは当然でしょう。
逆に、高額で販売しているショップは…、、、と考えたら「定価で販売した方が、長期的には売り上げアップするんじゃないかな~」と思うのは私だけなのかな。。。